未だに売れてる謎

もえたん大学生協で今でも売れてるという状況は、何かしっくり来ないものがある。もえたんは確かにおもしろい。ただ、初版は11月に出ている。そして、その初版には一部店舗で予約特典がついていた。素直にもえたんを買うような人なら、予約特典情報を聞きつけて初版を入手していることだろう。ということは、これは何か他の理由があるのだろう。ちょっと考えてみた。既出ならごめんね。

  • 実は売れてない

これだったら寂しいですね。ほんの数冊の売上げがさも全体を象徴しているかのように、内輪で盛り上がってるだけだったら悲しいことです。でも、そんなことは無いと信じてます。

  • 信者による買占め

保存用にもうひとつ買うならともかく、もえたんは妙にたくさん購入されることがあるようですね。これももえたんの魅力なのか。しかし、これでは一時的な売上げを記録したとしても、今後につながらない。これも悲しいことです。(このような大量購入を全否定しているわけではないので、拡大解釈しないでくださいね)

かくいう私も当初はみくびっていました。もえたんの存在は、公式サイトが各所のニュースサイトで取り上げられた頃から知ってはいましたが、当時の案内を見た時はむりやり萌えを融合しただけの作品という印象しか受けませんでした。アマゾンで一位を獲得して、わたおに共々フィーバーしてたときも、一過性のものだろうと踏んでいました。
でも、妙に受けが良い。レビューを見ても批判的なものは少なく、単なる萌えにとどまらない何かがあるような雰囲気を漂わす。各所で断片的に紹介される例文を見て、キャラクターだけを借りたようなかりそめのものではないことを直感する。そして、もえたんを買いに行った。所持しているもえたんは第二版です。
その後、誕生秘話(http://media.excite.co.jp/book/news/topics/062/)を見ても、(売れたからこそ言えるのかもしれませんが)なかなか狙って作られたことが伺えますね。そういったところから、萌えに反応する人々の心をしっかり捕まえたのではないかと思われます。

  • 萌えに反応しない人々の心もつかんだか?

もうちょっと続きを書くつもりだけど、ここらで一旦切っておきます。ってか、この分析の需要あるんかしら。まぁどっちでもいいけど。